ヤドリホオナガスズメバチ
(Dolichovespula adulterina Buysson)
体長は女王蜂で16~18mm、雄蜂は14~16mmで、働き蜂はいません。体は真っ黒で黄色あるいは灰色の模様がついています。
北海道、本州の山岳地帯に住んでおり、個体数は少ないようです。
8月には雄蜂が各種類の花を訪れては花の蜜をなめている様子が観察されています。
女王蜂は自分では全く巣を作ることができません。7月にシロオビホオナガスズメバチの働き蜂が羽化した後の巣に侵入し、その巣を乗っ取ってしまいます。
その後、もともといた働き蜂を従え、雄蜂と新女王蜂を育てさせます。これは社会寄生呼ばれています。
ニッポンホオナガスズメバチにもこのように寄生すると考えられていますが、まだ確認されていないようです。
食べ物に関しては、シロオビホオナガスズメバチの働き蜂が持ってくる物を食べるおことになるので、シロオビホオナガスズメバチと同じとなります。
攻撃性については、このヤドリホオナガスズメバチには働き蜂がいないので、この種自身からの反撃はありません。
しかし、巣の防衛をしているのはシロオビホオナガスズメバチなので、この働き蜂に攻撃される事はあるはずです。
ホオナガスズメバチ属(Dolichovespula)