それぞれのスズメバチには巣の作り方や模様など、さまざまな特徴がありますが、
ある程度どれがどのスズメバチかわかるよう、簡単な見分け方をご紹介します。
まずは巣がどこにできたのかについてみてみると・・・。
巣が土の中にできた場合
これは多くの場合オオスズメバチです。オオスズメバチは多くの場合土の中に
巣を作ります。 ただし、たまにヒメスズメバチや モンスズメバチなど、閉鎖空間に
巣を作るスズメバチも土の中の空間を利用して巣を作る場合もあります。
巣が外にむき出しの場合
ひらけた場所へ引っ越し後のキイロスズメバチとコガタスズメバチがこれにあたります。
コガタスズメバチの場合、大きくてもバレーボールくらいまでで、働き蜂の数も
数十匹くらいで、キイロスズメバチに比べて多くありません。
一方キイロスズメバチは、よく屋根の軒下に大きな巣を作ります。その大きさは、
直径50cmにも60cm以上にもなります。そして、とにかく働き蜂の数が
ハンパではありません。 ちょっとでもチョッカイだせば、巣はびっちり働き蜂で
覆われます・・・。
これはかなりインパクトがあります(汗)
下の写真もなかなかすごいシーンが撮れたのですが、実際の現場での働き蜂の数は
この数倍です。そして飛んでつっこんでくる蜂もいますから、蜂の数だけでも
なかなかスゴイ状態になってしまいます。
< 警戒状態のキイロスズメバチの巣 >