シダクロスズメバチ
(Vespula shidai Ishikawa et al.)

働き蜂が10~11mmくらい、女王蜂が15~19mmくらい、雄蜂でも12~14mmほどのとても小さなスズメバチです。

顔はスズメバチ顔で、体は真っ黒、白い線がいくつも入っています。

クロスズメバチと比べても非常にそっくりなのですが、シダクロスズメバチは両目の内側、白い部分が深くえぐれているという点で区別がつくかと思います。

シダクロスズメバチは、北海道だと山間地や平地に普通に暮らしています。

それ以外の南の地域では、山の方が住んでいても居心地が良いようです。暑すぎるのは好きじゃないのかも・・・。

なので、町中等ではあまり見かけることがないスズメバチかもしれませんね。

女王蜂がまずはじめに単独で巣を作ります。このときできる巣では、卵を産む育房の数は45~60個くらい作られます。

この後働き蜂が誕生し、働き蜂も巣作りに参加します。

そして巣はどんどん大きくなり、30~40cmまで発達します。

巣の内部は薄い板状の巣盤ができるのですが、この数は5~7個になります。もちろん育房の数はもかなり増やされ、3,000~6,000個というとんでもない数にまでなります。

これは本州に比べて寒い、北海道や本州の山間地の記録です。

本州の平地になるともっと温暖なので、巣盤は8~12段位になります。育房数は8,000~12,000個にまで増えることが多いです。

こんな感じで、一般にはクロスズメバチよりも巣は大きいのが特徴かもしれません。

シダクロスズメバチの巣が秋以降の最も巣が大きな時期になると、働き蜂は800~1500匹になります。 新しい女王蜂や新しく生まれる雄蜂は、1,000~3,000匹も1つの巣から誕生してきます。

クロスズメバチ属(Vespula)