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【巣は何で作られているのか?】
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スズメバチの巣は、基本的にはアシナガバチの巣とほとんど同じです。
コアシナガバチの巣がこれ。
材料は、朽木や樹木の表面をかじり取った木の繊維を唾液のタンパク質などで固めたもので、ある意味の紙のようなものです。
巣材を採ってくる働き蜂の個体によって、枯れ木や朽木、樹皮などそれぞれ集めてきます。
また、同じ働き蜂は同じ場所から繰り返し材料を持ち帰ることが多いようです。
材料は自慢のアゴで食いちぎり、唾液と混ぜて数ミリのボールにして持ち帰ります。
何個体もの働き蜂が持ち帰ったボールは、一部ずつを魚のうろこが成長するように塗られていきます。
働き蜂それぞれに持ち帰る材料が異なるため、色が違ったうろこ模様が作られていくのです。
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