∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【オオスズメバチの集団攻撃】
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
おなじスズメバチ属の中でも、食う食われるの関係があります。
オオスズメバチは生殖個体である雄蜂や新女王蜂を育てる時期なると、栄養の不足しがちなこの時期、自然界の昆虫
だけでなく、他のスズメバチの巣を集団で攻撃します。
もちろん他のスズメバチだって黙って見ているわけではなく、必死に応戦します。
さすがに相手がオオスズメバチですから、小さなコロニーのスズメバチではひとたまりもありません。
オオスズメバチの相手が、巨大な巣を作ったキイロスズメバチともなれば、これは大きな戦い発展します。
結局どちらにも相当なの被害が出ます。
しかし、オオスズメバチにとって、いくら自分たち働き蜂がたくさん死んでも、巣で育っている
新女王蜂や雄蜂に栄養を届けられれば良いので、働き蜂の数がいる限り戦います。
見事オオスズメバチが勝利しますと、しばらくの間敵の巣を占拠し、中の幼虫やさなぎをすべて
自分たちの巣へ持ち帰ります。
この時期のキイロスズメバチにとってみれば、大きく育てた巣をオオスズメバチが攻撃してきますので、
オオスズメバチはかなり厄介な天敵となります。
関連ページ
ネジレバネ
幼虫やさなぎを食べる虫
ハチクマ
人間や哺乳動物
トップページヘ
Copyright © 2012
スズメバチのくらしと対処のしかた
All Rights Reserved.