オオスズメバチの女王蜂、働き蜂、雄蜂のセットの展翅標本です。
細部にまでこだわり、大切に保管いただければ、
永久に保存できるオオスズメバチの標本です。
・品名:オオスズメバチの展翅標本セット
・捕獲場所:三重県伊賀市
・作成者:寺部 宏一
・防虫剤:パラジクロロベンゼン
・乾燥剤:シリカゲル
・使用標本箱:BWミニ(UV)茶 250 x 200 x 55 mm
・使用標本箱:蝶額(小)外枠 410mm x 340mm (箱230mm x 300mm x 55mm)
・Made In Japan
オオスズメバチの女王蜂、働き蜂、雄蜂 展翅標本5匹セット 額入り
こだわり① すべてが一点ものです!
オオスズメバチには大きさ、色、形と、微妙に
それぞれの個体が違います。
また、同じような標本を作っても、その個体のクセ、
乾燥中の変化などにより、全く同じものはできません。
その為、全ての標本は一点ものとなっております。
こだわり② バードウイング社製のドイツ型標本箱を使用
標本箱にはバードウイング社製のドイツ型標本箱を
使用しています。
以下はバードウイング社のサイトより抜粋しました。
バードウィングでは標本箱の製造を、木工、ペフ板・ガラス、
塗装、調整と各工程をそれぞれのプロが行っています。
その品質の高さは国内外で評価され、博物館や大学などでも
使用されています。
大切な標本を末永く保管するには、標本を食べる害虫の侵入や、
カビなどの原因となる湿気を防ぐ気密性の高い標本箱で
保存することが必要です。
バードウイングのBWシリーズの標本箱はふたの枠が凹凸になっていて、
害虫などをシャットアウト。しっかりと標本を守ります。
標本を自然光にあてておくと、標本の色が褪せてしまうことをご存知ですか?
バードウイングではこの問題にいち早く対応して、99.9%の紫外線をカットする、
UVカット仕様の標本箱を開発いたしました。
耐久年数も半永久的となっています。
標本箱のご使用上の注意点
◎番号面を合わせて閉める。
◎防虫防カビ剤は1個。
◎直射日光は避ける。
◎長時間蓋を開けたままにしない。
◎高温多湿な場所での保管は避ける。
こだわり③ オオスズメバチの細部にいたるまで
オオスズメバチの体は非常に複雑で、かつさまざまな
機能を持っています。
オオスズメバチの細部にいたるまで、観察いただきたいので、
爪の先から触覚、6本の脚、体毛まできちんと
残しつつ標本にしました。
こだわり④ 短時間で急速乾燥
通常の標本の場合、乾燥には非常に時間がかかります。
この乾燥中に、個体が傷んだり、変色してしまうことも
多々あります。
また、カビや虫が付くこともあります。
その為、独自の乾燥技術で短時間で
一気に水分含量を減らし、標本にしました。
変色や痛みのない、きれいな状態で標本が
仕上がっております。
こだわり⑤ 1匹ずつラベル付き
写真ではわかりにくいかもしれませんが、学術・研究標本などにも
使用できる、学名・採集者などの情報が書かれたラベルも付いています。
このラベルは普通に印刷したものですが、
研究標本としてはとても重要なものです。
こだわり⑥ 大きな女王蜂
大きさについて、オオスズメバチの女王蜂はすべて
45mm以上となっています。
多くの場合、自然の巣の中で成熟した新女王蜂を使用しています。
この新女王蜂の顔はオレンジ色、または赤っぽい色をしており、
巣を離れた後、他の巣の雄蜂と交尾します。
その為、体から特有の性フェロモンを出し雄を誘引します。
この成熟した新女王蜂特有の性フェロモン等が、標本の乾燥段階で、
女王蜂の腹部(オシリ)部分を中心に黒っぽくしてしまいます。
自然に起きている女王蜂特有の現象ですので、
あえてこのまま標本として作成しております。
未成熟の新女王蜂を使用しますと、顔は赤っぽくなく、
腹部も標本作成の段階で黒くはなりません。
この新女王蜂の変色が気になる方は、
事前にご連絡いただけますと、ご対応できる
場合がございます。
こだわり⑦ 防虫剤とシリカゲル付き
防虫剤(パラジクロロベンゼン)、乾燥剤(シリカゲル)を
サービスでお付けいたします。
防虫剤の効果がなくなりますと、虫に食害されたり、
カビが生える恐れがあります。
防虫剤は一年ほどで効果がなくなります。
効果がなくなりましたら速やかに新しいものと
交換してください。
交換せずにそのままにしておくと、カビが生えたり、
カツオブシムシなどにより食害されてしまうことがあります。
樟脳(しょうのう)、ナフタリン、パラジクロロベンゼンは
混合使用で弊害を生じます。
今後交換の際には、パラジクロロベンゼンのものを
ご使用ください。
こだわり⑧ スズメバチ標本歴10年以上です。
大学でスズメバチを2年間研究し、スズメバチの標本を作成。
大卒後、スズメバチの駆除10年ほど。
その間ほぼ毎年のようにスズメバチの標本を作成してきました。
どうしたらスズメバチがカッコよく、きれいに標本にできるのか、
ずっと探究し続けてきました。
そして、今現在の形にとりあえず落ち着いています。
ぜひ手元でご鑑賞いただき、末永くあなたのお近くで
飾っていただけますと大変ありがたいです。
それではどうぞよろしくお願いします。