ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁに刺されないためには

★ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁに刺されないためには

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは頭や目など、『黒』を攻撃します。黒い服装はやめましょう。またなるべく帽子をかぶりましょう。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの巣を見つけても近づかず、ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁが近くを飛び回り威嚇をした時は、静かに立ち去ります。

蜂は匂いに敏感です。野山へ出かける時は香水などはやめましょう。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは黒いもの攻撃するといいますが、これは事実です。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの巣を刺激し、巣の近くで黒いｶﾒﾗを構えていると、写真が撮れないほどｶﾒﾗは働き蜂で覆われます。

これは何故でしょうか？

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁにとって危険な存在というのは人間です。昔からｽｽﾞﾒﾊﾞﾁを食べる存在だった人間に対し、巣を守るため、人間の弱点を狙ってきます。

またｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは濃淡を認識できます。昼間は色の濃いところ、特に人は頭と目が黒く、ここをよく狙ってきます。

実際に頭を刺されると猛烈な頭痛になります。手や足ならなんとか我慢ができても、頭はかなりきついです。数時間はつらい状態になります。

私も大学時代、もろに頭をｷｲﾛｽｽﾞﾒﾊﾞﾁに刺され、 3時間苦しんだ事がありました。いくら冷やしても全然痛みがおさまらず、ひどい頭痛でした。

とにかく頭は露出しない事が大事です。

そして目ですが、目を刺された場合失明することがあります。これは毒液中に含まれる『ﾀﾝﾊﾟｸ質分解酵素』のせいです。ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは毒液を飛すこともありますが、目に入ると大変なことになります。

目にも十分注意してください。

はやり目立つことから、頭は一番狙われます。第一発目の攻撃をかわす為にも帽子があるとかなり違います。私も帽子のおかげで刺されずにすんだこともありました。

ちなみにｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの毒液中には様々な化合物が含まれ、人が苦しむよう、いい感じに調合されています。だから刺されると痛いのです。

秋の行楽ｼｰｽﾞﾝで、野山などど出かける機会があるかと思いますが、なるべく帽子をかぶっておく事をおすすめいたします。

またもう1点、ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁを含む多くの昆虫達は、視覚よりも『匂い』の情報を頼りに反応します。よく言われる『ﾌｪﾛﾓﾝ』ですが、この『ﾌｪﾛﾓﾝ』を利用し、昆虫達は互いに情報交換しています。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁでは巣に危険が迫った事を『警報ﾌｪﾛﾓﾝ』で仲間に伝えます。ｵｵｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの警報ﾌｪﾛﾓﾝを研究した結果、『警報ﾌｪﾛﾓﾝ』が香料、化粧品等に含まれている可能性があることがわかりました。

野山へお出かけの際には、こういった商品を使用しない方がよいと思います。

★ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁｻｲﾄﾒﾆｭｰ